毎日の生活で必ず毎日使う「トイレ」ですが、みなさんはどの様にお掃除をしているでしょうか?
何年か前に「トイレの神様」という歌が流行りましたが、トイレ掃除にはうれしい不思議な効果がある様です。
その効果を実体験を元にご紹介しますね。
目次
トイレ掃除を素手でやると人生が変わる?
いままでトイレ掃除なんて自分でする事も少なかったし、「汚れが目立ってきたらやる」位のものでした。
もちろん素手でなんてやった事ありません。
やるとしても100円ショップで購入したトイレ用ブラシをなるべく触らない様にしながら、パパッとすませていました。
一応トイレ用洗剤をシュシュっと吹きかけ、ブラシでササっとこすって終わり。
手の届かないところは「年末の大掃除にでもやろう」って感じで、汚い・めんどくさい所は見て見ぬ振りをしていました。
自分で使っておきながら「トイレ=汚い」というイメージを持っていました。
人生どん底の時にその本と出会う
私は離婚をして、家を売って、一人暮らしをし始めた頃は仕事も私生活もズタボロ状態でした。
何をするにもやる気が出ない。
家から出るのがめんどくさい。
仕事をしてもうまくいかない。
メンタル的にも沈んだ状態で何も手につかず、会社に行くだけの「引きこもり」の様な状態でした。
そんな時に本屋さんで何気に手に取った本に書かれていた一行が目に入りました。
「トイレを素手で掃除をすると人生が変わる」
そう書いてありました。
今まで人生の優先順位でしたから3番目位に位置していたトイレ掃除。
「そんな事で人生が変わったら安いもんだ。」と何をやってもうまくいっていなかった私は半信半疑ながらやる事を決意しました。
なかなか出来ない…
でも…
なかなか出来ません。
今思うと当然かもしれません。
この前まで汚いと思ってなるべく手も触れたくなかった場所に素手で触るわけですから。
「昨日までさわれなかったゴキブリを今日から素手で触る」みたいなもんです。
これまでの習慣、思い込みを捨てるのってなかなか難しいです。
年商30億円を超える企業の社長の行動

そんなこんなで何も出来ず1週間がたった頃です。
会社のトイレに行くと洗面台の水滴を熱心にタオルで拭いている人がいます。
社長です。
当時のその会社の年商は30億円を超えていました。
その社長は考え方も奇抜で、生活も結構派手な方でした。
それまでのイメージからは、とてもトイレの洗面台の様な細かい場所拭くような人だとは思っていませんでした。
しかもササっとではなく、水滴が一滴も残らない様に丁寧に拭いていました。
聞くと「運気が下がるから水まわりは特にキレイにしたほうが良い」との事。
その言葉がきっかけとなり、ひとまず「家に帰ったら今度こそ素手でトイレ掃除をしよう!」と誓いました。
素手でトイレ掃除をやってみた
今まで見えない所、手の届かない所は見て見ぬふりをしてきた自宅のトイレはキレイとは言い難いものでした。
最初は「キモっ」とか言いながら恐る恐るトイレ内の水に手をいれました。
「初めての感覚…」
陶器で出来た便器は冷たくて、なんとも言えない感覚です。
でも一度やり始めると、
「ん?別に大丈夫じゃん」って感じで、それまで持っていた抵抗はどんどん薄れていきました。
隅々まで手でゴシゴシ洗います。
今まで見えなかった所も手で掃除する事で姿勢が低くなり、隅々まで見えるのではかどります。
やり始めると止まりません。
どんどん没頭していきます。
20分後には便器も床もピッカピカにする事ができました。
なんとも言えない清々しい気持ち
掃除自体は以外とあっけないものでした。
「なんで今までトイレって汚い所って思ってたんだろう」て感じです。
そしてなんと言っても、
今までにない清々しい良い気持ち
になれました。
なにかそれまでの自分の中にあった雲が晴れた様な気がしました。
断捨離のやり方!コツをつかんで一気に捨てる方法!でもスッキリするコツを紹介しています!
その後の生活が変わった

トイレ掃除を素手でやる様になってからは、
- 気が付いた時には掃除をする。
- 気分が落ちている時には掃除をする。
といった様に、僕にとって最高の気分転換になりました。
そんな生活が1ヶ月程過ぎた時から色々と周りの状況は変化していきました。
新しい仕事の案件が決まったり、ステキな出会いがあったりと
今までの沈んだ生活からの明らかな転機が訪れました。
良い気持ちでいる事の大切さ
トイレ掃除を素手でやる事で、自分が整理された良い気持ちになる事ができました。
そして、その「良い気持ち」でいると自分の周りに色々な良い影響が現れました。
あれからは大事な商談や人と会う時などは時間がなくても必ずトイレ掃除をして出掛けるようになりました。
あの掃除を終えた後の気持ちはやってみないと味わえません。
ぜひ人生を変えるトイレ掃除を試してみてはいかがでしょうか。
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